児童養護施設から自立した話

児童養護施設出身の筆者が綴る大したことのない日常の話

誰のために生きることが正解ですか?

幼いころから

私は自分を一番にできない

誰かの役に立つことで自分を満たしていた

 

それなのに

社会に出て、公務員になり

誰かのために働けば働くほど

どんどん損をすることに気づいてしまった

 

得する公務員は

自分のことだけを考えて

上手に仕事を断り

必要最低限の仕事で切り上げる人だ

 

教えることは楽しい

人のためになることは嬉しい

それでも

自分がどんどん損をしていくことに気づいて

そのままでいられるほど

私も馬鹿ではない

 

 

 

 

多くの情報に触れるようになって

自分のことを大切にしていくことが

大切だと理解した

しかし

私が自分を大切にすることが

なかなかできていない

 

私が私を大切にする一番の理由は

妻と娘だ

 

私が一番好きな人と

その間に生まれた子ども

この二人とって

私は唯一の存在であり

今後何があってもそれは変わらない

 

そして

私を慕ってくれる弟妹

認めてくれる家族、友人

進学支援してくれた施設職員

卒業まで面倒を見てくれたゼミの教授

いろんな人に支えられて

この場所にいる

 

私は、まだ

私のためには生きていない

けれど

私のことを想ってくれる人のため

期待には応えられないかもしれないが

私なりの生き様を

見届けてほしい

 

今後

新しい道を考えています

当ブログの読者のみなさま

これからもお付き合いのほど

よろしくお願いします

 

 

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