児童養護施設から自立した話

児童養護施設出身の筆者が綴る大したことのない日常の話

「右に倣え」に反吐が出る

なぜ、そんなに他所の意見ばかり聞くのか。

なぜ、そんなに体裁を重視するのか。

なぜ、そんなに見栄を張るのか。

なぜ、右に倣えなのか。

 

 

25年以上生きていますが、未だに腑に落ちません。日本人として生まれ、それなりに学校の言うこと聞いてきて、他人から「すごいねえ」と言われるような道を歩んできました。それでも、周りと同じように生きることに疑問しかありません。

人生一回きりなのに、その人生を「右に倣え」で終える人が多すぎるような気がします。

多くの人は自分の人生を豊かにするために生きているはずです。その一環として、「困っているこんな人の役に立ちたい」という欲求があるなら、やってもいいと思います。でも、日本に住む多くの人は、「当たり障りのないように」というマインドで生きているようにも感じます。

 

 

しっかり学校行って、高校出て大学出て、正社員になって、結婚して、子ども育てて、車買って家建てて、勤め上げて退職して、定年後は年金で生活して。それが幸せですか?

親の言うこと聞いて、波風たてず、平穏に暮らすだけが、目指すところですか?

みんなが同じ方向向いて、安心安全だけを追い求めて生きていくことが正義ですか?

 

 

 

 

はっきり言って、反吐が出る。

 

 

 

 

 

 

私は私。

 

 

 

 

 

 

 

 

そんな私はというと、周りの意見に流され、自分の意見を封じ込め、周囲の期待に応えようと必死でした。強烈なブーメラン刺さりまくり。あいたたた…。

それをヨシとして見てくれる人が多いのも事実。今の私の姿を見て「立派」だと言ってくれる人も多い。

 

 

 

 

自己嫌悪にならないように周りの目を気にしながら気持ち悪い思いをしながら生きるか。

茨の道でも自分らしく生きる道を選ぶか。

 

どちらを選んでも、困難を乗り越えないといけません。んー。人間って難しい。

 

 

 

 

 

 

 

がんばりまーす。