児童養護施設から自立した話

児童養護施設出身の筆者が綴る大したことのない日常の話

私はアスペルガー症候群

 

私は、自身は軽度のアスペルガーだと思っています。

 

アスペルガー症候群の人には、以下のような特徴があります。

アスペルガー症候群について | e-ヘルスネット(厚生労働省)より引用

アスペルガー症候群の人々には、「表情や身振り、声の抑揚、姿勢などが独特」「親しい友人関係を築けない」「慣習的な暗黙のルールが分からない」「会話で、冗談や比喩・皮肉が分からない」「興味の対象が独特で変わっている(特殊な物の収集癖があるなど)」といった特徴があります。このほかに身体の使い方がぎこちなく「不器用」な場合が多くみられます。

 

特に、「暗黙のルールが分からない」「会話で冗談や比喩・皮肉が分からない」「身体の使い方がぎこちなく『不器用』」というものが当てはまり、度合いは軽くとも、私はアスペの傾向があるものだと思っています。検査したわけではないのですが。

 

 

 

 

先日、心理士さんと話をしていて、アスペルガーの人は、他罰的な人が多い傾向にある。」と聞きました。通説的な話で、何かの統計データがあるわけじゃないのですが、心理業界ではあるあるな話だそうです。

 

 

 

 

私は、いつも私自身を責めていました。

自分が何か叱られた時、例え自分に落ち度がないと感じても「きっと、自分の考えが間違っているんだ」と思い、周りの目を気にしながら、周囲の期待に応えようと努めてきました。自分の意思に蓋をして、堪えることでやり過ごし、これまで生きてきました。

これもきっと、「私がアスペだから」とどこかで納得していたところもあります。発達障害なら仕方がないと。

 

 

でも、「他罰的」なところは、私にはありません。それだけは自信を持って言えます。

 

 

 

そうすると、私の「アスペ」は一体なんなのでしょう?

 

心理士さんの話では、「人格形成された環境と、本来の性格が重なり、負のスパイラルに陥ることで、アスペルガー症候群と似たような反応をする子がいる」とのことでした。

 

 

 

この話は、私の話ではありません。当然、担当している子どもの話です。私には関係のない話。しかし、その子の生い立ちを聞いたり、考え方を知ったりする中で、共感できる部分が多かったことは事実です。

きっと、私の生い立ちの中で、どこか人格形成に影響を与えた場面があったのでしょう。だから、社会的養護に救われたのかもしれません。

 

 

 

 

 

 

あくまで一例であり、心理士の個人的な見解であることには変わりありませんが、この話を聞いた私は、どう立ち向かえばいいのでしょうか?今は困っていることはありません。でも、自分の性格で悩むこともあります。この話が私に当てはまるのなら、どう乗り越えたらいいのでしょうか?

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

まあ

 

 

 

考えすぎか。