児童養護施設から自立した話

児童養護施設出身の筆者が綴る大したことのない日常の話

みんな自分のことしか考えない〜コロナから学ぶ〜

最近、どの店に行ってもマスクが売り切れています。私が住んでいる地域でも、どこに行っても売り切れ。今、日本人がみんなマスクを求めています。

 

マスクは、日本ではこの時期需要が高いことは紛れもない事実。インフルエンザや花粉症の対策のために必要です。それに加えてコロナウイルス感染対策として、マスクが必要とされ、需要に合った供給ができていません。これ自体はしょうがないことだと思います。未知の病気を防ぐためですもの。

 

ところが、これに乗じたのかなんなのか、必要以上に買い占める人が出てきました。中には、転売する人もいるそうです。供給が追いついていないので、価格は高騰し、先読みして買い占めた人はかなり儲けていることでしょう。賢いっちゃ賢いやり方なのかな、と思います。今なら、家で眠っていたへんなニオイのする古いマスクでも、メルカリとかに出せば一瞬で売れそうな気がします。

 

 

 

コロナウイルスについては、世界的な問題なので、一概には言えない話ですが、私はこの状態を見ていて、「なぜ日本人は助け合いができないのだろう?」と疑問を抱きました。

 

 

 

 

 

 

※ここから下は、私の不満です。不快な思いをする方がいるかもしれませんが、それを承知でご覧ください。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

①マスクが足りないなら、別の方法で予防しなければならないはずです。

当然、突拍子もないことだし、不測の事態だし、対応が上手くいかないだろうし、みんな手探りで何とかやっていくしかありません。こまめに手を洗うとか、人混みに行かないとか、そもそもの健康状態を維持するとか。やれることはやりましょう。

 

②責任は全部他人に投げてばかり。先日、総理大臣が、臨時休校を要請し、それに伴い、あらゆるところから不満の声が上がっています。強いリーダーシップで、住民の安全や経済へのダメージを減らすための努力をしている自治体もあります。

政府対応を批判することは大切です。国民として、やるべきことだと思います。けれど、今ある生活をなんとかするのは、私たち自身ではないでしょうか。今を生きているのは私たち。

 

 

③そのくせ、自分で生活を変えようとしない。仕事は休まない。働かないと生きていけない。金がないと生きていけないとかなんとか。じゃあ、普段仕事していないと生活成り立たないような生活しているのは誰か。自分自身です。どうせ自分のことしか考えないのなら、とっとと仕事休んで自宅に居ればいいのではないのでしょうか。

子どもは自分1人じゃやっていけないし、予防も難しい。経済的な問題については、頭使って考えるのが大人の責任だと思います。

 

④そして、みんな同じことして混乱する。同調性なのかなんなのか分かりませんが、「みんなが働いているから、そうしなきゃ」「ニュースでやってたから、自分もそうしなきゃ」と、自分で考えてできることはしない。思考停止。

誰がどんな意図で伝えているのか考えず、テレビやネットの言葉信じすぎ。なんだそりゃ。メディアリテラシーとは。

 

 

 

 

 

 

 

 

ぐちゃぐちゃ書きましたけど、結局、誰しも自分が1番かわいいものです。それはしょうがない。けど、責任は他人。コロナ感染したくないけど、自分で考えず、メディアの言ってることだけ信じて混乱する。はっきり言って滑稽です。

 

 

私が言いたいことは、1つ。

ひととおり文句言ったら、現実を受け止めて、今何をすべきか自分の頭で考えましょう。

マスク買えて安心とか、消耗品買い占めて安心とか、そんな事では、コロナに国ごと滅亡させられますよ。

やることやったら、あとは結果がついてくる。不安な気持ちはわかりますが、今は、自分のできることをやっていきましょう。