児童養護施設から自立した話

児童養護施設出身の筆者が綴る大したことのない日常の話

中学生の女の子

って難しい!

 

 

なんというか、こう、思春期の難しさ的なのと女子同士の空気の読み合いみたいなのと、男子からの目線を意識した変な空気と、集団心理と、そんなんがぐちゃぐちゃした感じ。なんというか、難しい。

 

それで居心地いい人たちはいいけれども。

空気読んで溶け込んで疲れてる子とか、上手く馴染めずに疎外される子とか結構いて、上手に立ち回れず、いじめられて不登校、って結構あるあるなパターンだったりする。

 

 

そんな不登校児と話をすると、その子単品の不自然さってほとんどないんですよね。それよりなにより、「学校で合う人が少なさそう」と思うだけ。

 

 

別に、その子が悪いわけじゃないんですよね。私個人の私見で言えば、諸悪の根元は、少数派を嫌う学校文化、いや、日本文化にあると思うんです。

 

教員した経験から言わせてもらうと、学校教育で大事にされるのは、「全員にまんべんなく、同じだけの力をつけさせること」なんですよ。全員を平等にするために。

 

でも、今の時代、職業、思想、文化が多様化してきて、いろんな考え方に対して自分の意見を言ったり聞いたりすることができないといけませんよね。

 

 

だから、学校もいっそ「成績云々抜きにして、楽しく勉強できる方法模索しよ!服装とか態度とか友達とか、とりあえず置いといて、勉強だけしに学校に行こ!」ってグイッとハンドル逆方向に回してみたら?と、思っていました。その方が、不登校で悩んでる子も学校行きやすいし。

 

学生時代は。

 

教員してわかります。地域とか学校とか家庭が求める雰囲気ってやつ。

 

 

例えばですけど、「明日から、体操服廃止します。運動できる格好なら、何着てきてもいいですよ。」と決まりを変えたとします。

皆さんは何を思います?

 

 

おそらく

「みんなはどんなの着てくるかな?」「あんまり目立つ色着て行ったら、なんか言われるかも」「あんまりダサいメーカーはダメかな」「みんなはどんなの持っていくか聞いとこう」とか、思うのではなかろうか。

 

そして、いざ学校に着くと、聞こえてくるはずです。

「さすが、あの子はお金持ちだから、いいブランドの服着てる」「あの服、ホームセンターで見たことあるよ」「うわ、ほんとだー、ダサっ」「あの子、運動できないのに、真っピンクの服着てきて、なにあれ。色気出しちゃって」「運動できるからって、オレンジとか、自己主張しすぎ」

 

 

はあー息苦しい

 

全員が全員そうじゃないのは理解してます。一部の声デカいマウント女子がこんなこと言うのに引きずられて、こう言うんです。

女子に特に起きやすい現象ですね。女子って難しい。

 

 

 

 

もうさ、みんな人と比べるの、やめよ。

何しに学校に行くのか、考えよ。

余計なことするの、やめよ。

 

 

 

※あくまで個人の偏見によるものです。クレーム等は遠慮なく言ってもらって構いませんが、対応しかねますので、ご勘弁。