児童養護施設から自立した話

児童養護施設出身の筆者が綴る大したことのない日常の話

ブログを始めたきっかけ

お題「ブログをはじめたきっかけ」

 

 

私は

教員の人事異動として

児童相談所で相談部門を担当している

いわゆるケースワーカー

 

 

私自身

児童養護施設に入所していたが

児童相談所がどういうところか

全然知らなかった

たまーに面接に来る担当者とやらが

児相の人だとうことくらいは

理解していたが

 

 

教員の時に見つけた公募制度で

児童相談所で働ける」

と感じたときは

ワクワクした

 

 

 

しかし

実際現場に入ってみると

子どものためになっているのか

子どもを助けることができているのか

疑問の連続だった

 

法律や制度に則って支援する行政

教育や福祉の専門の話をしても関係なしに好き放題言う親

子どもの助けになったと実感したことも少なからずあった

それはそれでいい経験になっている

 

しかしそれ以上に

自分の今までの人生に複雑な興味を持った

「私たち家族は、児相からどのような家庭だと思われていたのだろう」

「私たちは、被虐待児?養育困難児?要保護児童?」

私は心の押し入れの奥に放り込んだ

開けたくない思い出の箱を

ひっくり返してみたくなった

 

しかし

ただ思いついて考えるだけでは

気が滅入って仕事どころではなくなる

それならば

自分の人生について

文章に起こして

形に残したら

それなりに整理できるのではないか

 

それを今のケースワークに当てはめると

私たち家族が

児相からどのように見られていて

どのような視点で支援されていたか

その材料として

ブログを始めた

 

実際に書いてみて

1ヶ月でたくさんの方に見ていただいた

ありがたいことだ

 

そして

日々の思ったことや感じたこと

そういったことを

今までの経験を踏まえて

考察することが

今の楽しみだ

 

 

 

 

 

 

 

これからも

よろしくお願いします