児童養護施設から自立した話

児童養護施設出身の筆者が綴る大したことのない日常の話

イクメン

私は結婚して

子どもが1人いる

子どもと一緒にいて

ご飯を食べさせることもあるし

一緒に風呂に入ることもある

寝かしつけをしたことも多少ある

基本的な炊事や洗濯もできるし

自分の世話は自分でやる

 

 

私の中では当たり前なことだが

職場の同僚や友人達からすると

「ヨウさんって、イクメンだね。」

と言われる

 

 

 

 

 

イクメンとは

イクメン」とは「子育てする男性(メンズ)」の略語。単純に育児中の男性というよりはむしろ「育児休暇を申請する」「育児を趣味と言ってはばからない」など、積極的に子育てを楽しみ、自らも成長する男性を指す。実際には、育児に積極的に参加できていなくても、将来的にそうありたいと願う男性も含まれる。(一部抜粋)

イクメン(いくめん)とは - コトバンクから引用

 

賛否両論あるとは思うが

はっきり言おう

 

 

 

私は「イクメン」という言葉が嫌いだ

 

 

理由はいくつかある

 

①「イクメン」という言葉のせいで、私みたいに家庭の仕事をしたり子どもの世話したりすることを「珍しい」とか「偉い」とか変わった目線で見られる

 

②そもそも自分の子どもだから、世話をするのは当たり前だから、「イクメン」などと総称する必要がない

 

③「イクメン」などと言われてしまうと、「俺が育児参加してないことの嫌味か?」とイクメンでない人からとられる可能性がある

 

④大体、自分の選んだ人との子どもで、可愛いから世話するだけで、積極参加だのなんだの他人のものさしで口出しして欲しくない

 

 

 

まだ他にも理由はあるが

大体こんな感じである

 

 

私が児童養護施設にいたことがあり、「子どもを幸せにしたい」というマインドもないとは言えないが、それを抜きにしても私の周りには、育児参加したがらない男性が多いことにびっくりしている

 

私たち夫婦に子どもができたのは成り行きかもしれないが、「子なし」という選択もなくはなかっただろう

 

それでも、子どもを作って養うことを決めたのだから、1人の大人として、子どもが自立するまで、責任を持って面倒を見なければならないし、それによって自分の趣味や時間に費やしていた時間を子育てに使うのは当然だろう

 

 

 

長い目で見れば、夫婦でしっかりと子育てに向き合うことが、子どもが健全に成長することに繋がり、自分の人生を豊かにすることになるだろう

 

 

 

 

 

 

 

世の中の

イクメンでない」方々

子育てに一生懸命関われば

子どものかわいさに癒され

夫婦仲は良くなり

人生がより豊かになりますよ

 

 

20代結婚4年目の若造の戯言でした