児童養護施設から自立した話

児童養護施設出身の筆者が綴る大したことのない日常の話

施設の職員

児童養護施設には、たくさんの職員がいる

 

①児童指導員

主に、小学生~高校生を担当する職員。生活指導全般を行う。保育士免許、社会福祉士免許、教員免許等があるとなれるらしい。若い職員が多かった気がする。ベテランは少なめ。定着率が悪いんだろうなあ。

 

②保育士

主に乳児~幼児を担当する。女性が担当していた。パートのおばちゃんもいた。結婚して辞めていく職員も少なからずいたんで、割と美人さんが多かったような…(笑)

 

③事務員

児童の入退所やその他手続を行う。児童と積極的に関わることは少ない。おばさま方が多く、あいさつとかちゃんとしてたら、ちょっと高級なお菓子を恵んでもらったりした。

 

④栄養士・調理員

児童の栄養を考えて、食事を作る担当職員。私の施設では、栄養士含めて3人体制だった。そのうちの1人と仲良くしていて、ゆずのCDを焼いてもらったことがある。

 

⑤施設長

言わずもがな、施設のトップ。何の仕事をしているのかよくわからない。ただ、施設長も、入れ替わりがあった。同じ社会福祉法人内での人事異動とかがあったものだと考えられる。じいさん施設長はあんまり好きになれなかったけど、その後の施設長はいい人が多かった気がする。

 

職員は、主に、決まりがあって、

・児童指導員・保育士の配置改善(0・1歳児 1.3:1、3歳以上 幼児 3:1、小学生以上4:1)

という配置らしい。

私のホームでは、児童7人に対して、担当児童指導員が2人だったので、こんなもんだろうと思う。

 

 

 

細かいことは厚生労働省の規定で決まっているらしいので、各自調べてみてください。

 

 

 

私は、職員の方々には、大変な恩義があります

私がこうして大学を出て働けているのも

精神面、経済面をサポートしてもらえたおかげ

ありがとうございます

 

そして

私自身が子育てをするようになって

人の手がかかることこそが

とても大切なんだと感じました

システム化されてきた世の中ですが

多くの人の手を借りながら少しずつ自立し、そこから先、困っている人に手を差し伸べることができるようになりたいと思いました。

 

 

 

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