児童養護施設から自立した話

児童養護施設出身の筆者が綴る大したことのない日常の話

子どもの人生は子どものもの

どうも、ヨウです

 

最近更新頻度が減っていますが

師走というだけあって

12月は何かと忙しいですね

皆さん、体調に気を付けましょう

インフルエンザも流行っているようなんで

 

 

さてさて

本日のテーマは

「子どもの人生は子どものもの」

です

 

 

lxifxe.hatenablog.com

 

「当たり前じゃないか。私の人生は私のものだし、子どももそうじゃない。」と思う人も多いと思います。

でも、私たち大人は、私達が思っている以上に、子どもの人生をコントロールしようとしているんですよ。 

 

 

 

例えば、我が子がいたとして、我が子が、学校の先生の指導に対して、不満や愚痴を抱いていると話していたとき、我が子に対して、あなたは何を言いますか?

 

「先生の指導、それはおかしい!」「そんな教え方をして、うちの子が伸びなかったら、どうしてくれるんですか!」とクレームを入れますか?モンスターペアレント認定されてでも、我が子を守りますか?

「そんなの、放っておきなさい。じきに解決する。」と、突き放しますか?

「状況を詳しく教えて。」と、聞き取りを開始し、解決できる方法を助言しますか?

 

ちょっと考えてみてください

 

 

 

 

 

 

 

 

 

考えましたか?

 

 

 

 

 

教員側が、明らかに犯罪行為をしている(体罰、わいせつ等)をしていないことを前庭とします。

 

そうすると、子どもの人生は子どものもの、というキーワードに照らし合わせると、私達大人がするべき回答は、ただひとつしかありません。それは

 

 

「なるほど、そんなことがあったのか。で、君はどうしたいの?

 

 

子どもから聞いた言葉から、大人がやってしまいがちなのは、子どもの意見を聞かずに上から目線でアドバイスすることです。たしかに、大人は子どもより成熟していますから、大人の意見が概ね正しいでしょう。しかし、子どもの人生は子どものものです。子どもがどうしたいのか、聞かなければなりません。聞いてほしいだけかもしれないし、SOSかもしれません。それは聞いてみなければ、分かりません。

 

大人は、経験豊富です。アドバイスしがちです。しかし、積極的なアドバイスの裏には、「自分の言う通りにして置けば、間違いないから、言うことを聞け。」という支配的なエゴが隠れています

親になれば、なおさらです。子どもに色々習わせたいだとか、自分と同じスポーツさせたいだとか、意外と子どもに自分の希望を押し付けがちです。

 

子どもの人生は、子どものもの

 

命の危険がない限り、子どもの気持ちを尊重していくことが大切です。

 

親は

子どもがいいことをした時に

「お、やるじゃん。頑張ったねえ。」と

簡単に褒めてやればいいんです。

子どもが悪いことして、叱られていた時は、

「反省して、次は褒めてもらえるようになればいいさ」と

次につながる声かけをしてやればいいんです。

 

 

子どもの人生は、子どものものなんだから。

 

 

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